皆さんこんにちは、スイです!
今回は、ミュージカル初心者が陥りがちな選択、
初心者にはちょっと難しいミュージカルをご紹介します。

スイ
以下のような方におすすめ!
- 初めてのミュージカル、何を観ればいいかわからない
- 有名な作品を観てみたい
- 今度初めてミュージカルを観に行く
もちろん、有名な作品だからこそ観てみたいというのも素敵な理由です!
そこで、この記事では、実際に経験したからこそお伝えできる、
誰でも最後に楽しかったと思える、事前にできる工夫も紹介しています。ぜひ最後までご確認ください!
ちょいムズ作品① レ・ミゼラブル
ミュージカルファンでなくても、タイトルは聞いたことがあるのではないでしょうか?
王道ミュージカルの一つで、この舞台に立ちたいと、ミュージカル俳優を目指す方も多くいらっしゃる、とても有名な作品です。
ストーリー:19世紀のフランスのリアル
19世紀のフランスを舞台に、過去に罪を犯した男が
贖罪の道を歩みながら、困難に直面する人々と出会い、彼らの人生に影響を与えていく物語です。
社会の不平等や愛の力、希望を描き、登場人物たちの運命が絡み合いながら進展します。
音楽と感動的なストーリーで人々を魅了するミュージカル作品です。
魅力:アンサンブル
レ・ミゼラブルの魅力はなんといってもアンサンブル1だと思います。
多くの作品が、メインキャストのセリフ量が多く、アンサンブルには目が行きにくいのに対し、
レ・ミゼラブルはアンサンブルこそ主役と言ってもいいほど、セリフや歌、演じる量が多いんです。
メインキャストとして出る人も、別のシーンではアンサンブルキャストとしてまったく異なる役で出ることも!

スイ
メイン役の人をアンサンブルの中に見つけるとテンションがあがります!
役者のエネルギーの高さに圧倒されるので、ぜひ一度は見に行ってほしいです!
ちょいムズの理由:展開が早い
ただ、この作品は、ストーリーを知らないとなかなか難しいと思います。
原作はヴィクトル・ユゴー作「ああ無情」。
私の主観ですが、このミュージカルは結構話を端折っていてサクサク進むため、
初めて観ると、どのように話が進んでいるのか分かりづらいです。
レ・ミゼラブルは映画もあるので、事前に見ておくのをおすすめします!

スイ
今は大好きな作品ですが、初めて見たとき(小学生時代)は、正直わからなくて寝てしまいました・・・笑
レ・ミゼラブルは1987年の初演から帝国劇場で上演されてきましたが、帝国劇場が施設の建て替えに伴い、2025年2月に休館が決まっています。
休館中はどの劇場で上演されるのか、また情報がで次第お届けできればと思います!

スイ
地方公演であれば、2025年の6月まで上演中ですので、ぜひチェックしてみてくださいね。
- アンサンブル・・・主役級以外の共演者団で、コーラスやダンス、群舞などを担う俳優たちのこと ↩︎
ちょいムズ作品② エリザベート
これは私がミュージカルにハマるきっかけとなった作品。
歴史の教科書にも載っている、オーストリア皇后エリザベートの人生を綴ったお話です。
ストーリー:エリザベートの生涯
オーストリアの王室を舞台に、自由を求める女性が激動の時代を生き抜きながら、
死と深く関わる不思議な存在と運命的な関係を築いていく物語です。
愛と孤独、権力との葛藤を描きながら、彼女の波乱万丈な人生が紡がれます。
壮大な音楽とドラマチックな演出が魅力のミュージカル作品です。
魅力:まるで少女漫画な世界観
この作品の魅力は、独特な世界観だと思います。
黄泉の国から始まり、厳かに死神(?)が登場したかと思いきや、いきなりエリザベートへの愛を叫んで、皇帝と彼女を奪い合う・・・など、
歴史を基にしたミュージカルにしては、少女漫画のようなファンタジー要素が強い作品だと思います。
また、衣装やセットがきらびやかなのも魅力の一つです!

スイ
エリザベートは、教科書に載っているそのままのドレス・髪型で登場するんです!
ちょいムズの理由:カタカナ固有名詞の多さ
このミュージカルは19世紀の実際の歴史を基にした話のため、カタカナの固有名詞が多いです。
歌詞や登場人物それぞれの役柄をつかみきれないことで
ストーリーに入り込めず、初めての人にとっては純粋に楽しむことが難しい作品なのではないかと思います。

スイ
実際私も、何回か見たりCDを聴いたりして、やっと話の全体像をつかむことができました。
事前に、エリザベートがどんな人物なのか、どのような歴史の中にいたのかを簡単にでも知っておくと、
より余裕をもって楽しむことができるかと思います!
ちょいムズ作品③ オペラ座の怪人
ミュージカルといえばの作品の一つ、オペラ座の怪人も、初めての人にとってはなかなか難しいのではないかと思います。
ストーリー:仮面の男と劇場の秘密
オペラ劇場を舞台に、美しい歌声を持つ若い女性と、地下に住む謎めいた仮面の男の物語です。
愛と執着、音楽が交錯する中で、劇場に隠された秘密が明らかになります。
壮大な音楽と幻想的な舞台演出が魅力のミュージカルです。
魅力:音楽と出演者のスキル
この作品の魅力は、なんといっても音楽だと思います。
オペラのシーンで明るく跳ねるような音楽が流れていたかと思いきや、怪人が現れた瞬間、一気に暗い曲調に。
観客を地下の世界へと誘い込むような音楽には、知っていても毎回ヒヤッとさせられます。
オペラ座の怪人の音楽は、本当に耳から離れなくなります。

スイ
あのパイプオルガンの不協和音を耳にしたことのある人も多いのではないでしょうか。
また、出演者のスキルもとても高い作品だと思います。
高音を難なく歌いこなす歌唱力には、いつ見ても圧倒させられます!
ちょいムズの理由:暗いストーリー
オペラ座の怪人は、初めて見るには暗くてとっつきにくい気がします。
怪人への恐怖や悲しみ、嫉妬など、負の感情の表現が多いため、
なかなか明るい感想は持ちにくいのではないかと思います。

スイ
私も、小さい頃見たときは正直暗すぎて、よくわからなかった覚えがあります。
また照明も暗い中、出演者の衣装もよく変わるため、
登場人物の区別ができず、置いていかれるなんてことにも。
もしオペラ座の怪人を見に行くとしたら、あらすじと登場人物を事前に見ておくとよいでしょう。
- レ・ミゼラブル(東宝ミュージカル)
- エリザベート(東宝ミュージカル)
- オペラ座の怪人(劇団四季)
ここまで私が思う初心者にとってはちょっと難しいミュージカルを3つ紹介してきましたが、
これからこれらの作品を観に行くという方も多くいらっしゃると思います。
そんな皆さんのために、誰でも最後に楽しかったと思える、事前にできる工夫をまとめました!
でも見たい!そんなときは?
作戦①ストーリーの予習
難易度の高いミュージカルを観るとしたら、簡単にでもストーリーの予習をすることをお勧めします。
どの作品もストーリーに合わせた歌、音楽で表現されるため、ストーリーがわからなければ意味がありません。
公式ホームページなどにもあらすじが載っているので、事前に見てから行くと、何倍も楽しめると思います!

スイ
私も、今でも初めて見るミュージカルは、簡単にあらすじを読んでから行きます。
作戦②見どころを聞いておく
初めて見るという方は、一人ではなくお友達や恋人、ご家族と観に行く方が多いのではないでしょうか?
そんなときは、ミュージカルファンに見どころを聞いておくのがおすすめです!
そのミュージカルの名シーンや裏話、出演者のエピソードなど、ミュージカルには見どころが満載です!
見どころを分かっていると、答え合わせのような気分でワクワクしながら観ることができます。

スイ
事前に聞いておくことで、観に行く楽しみにもなりますよ♪
作戦③メインの楽曲をチェック
知ってる曲があるだけで、ミュージカルの楽しさはぐん上がります!
知らない曲でももちろん楽しいですが、知ってる曲の方が音楽にものれるし、テンションも上がりますよね!
全ての音楽を聴いてしまうと感動が薄れてしまうかもしれないので、
公式が出しているPVや、一番有名な曲を1、2曲聴いておくだけでも良いかもしれません。
せひメインの曲だけでも聴いて臨んでください!

スイ
ミュージカルは生演奏も多いので、迫力の違いも楽しめると思います!
- 作戦① ストーリーの予習
- 作戦② 見どころを聞いておく
- 作戦③ メインの楽曲をチェック
いかがでしたでしょうか?
今回は、初心者にとっては実はハードルの高い作品と、事前にできる作戦をお伝えしてきました。

スイ
皆さんのミュージカル観劇が最高の時間になることを祈っています!
以下の記事で、ミュージカル初心者におすすめなミュージカルもまとめているので、ぜひチェックしてみてください!